なぜ大量発注でも高品質・短納期を実現できるのか?
『東京レタッチ』がその秘訣を公開します

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なぜ大量発注でも高品質・短納期を実現できるのか?<br>『東京レタッチ』がその秘訣を公開します

「数百枚単位のレタッチを依頼したら、写真ごとにクオリティがバラバラで修正指示に追われた」
「急な案件でいつもの外注先に頼んだら、納期遅れで大問題に…」

フォトレタッチの外注において、このような苦い経験はありませんか?実はその問題、外注先の「体制」に原因があるのかもしれません。この記事では、大量のレタッチでも品質と納期を両立させるプロの品質管理体制について、その秘訣を徹底解説します。

この記事を読んでほしいのはこんな人
  • 一度に数百枚以上のレタッチを、安定した品質とスピードで外注したい方
  • 毎月数千枚以上のレタッチを外注したい方
  • 現在の外注先で品質のばらつきや納期の遅れに不満を感じている方
  • 初めてレタッチ外注のプロジェクト管理を任された方
  • レタッチの外注コストは抑えたいが、安かろう悪かろうは避けたい方

東京レタッチは、芸能人・エンターテインメント業界に特化したプロ品質の画像修正サービスです。
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フォトレタッチにおける品質管理とは?

フォトレタッチにおける品質管理とは、単に写真を綺麗に仕上げることだけを指すのではありません。あらかじめ定められた品質基準(レギュレーション)に基づき、全ての写真のクオリティを一定の基準内に保つための仕組み全体を指します。

例えば、タレントの写真集でページごとに肌の質感が異なっていたら、全体の統一感が損なわれます。また、数十人のメンバーがいるグループアイドルの写真では、メンバーごとにレタッチの加減が違って見えないよう、細心の注意を払う必要があります。こうした事態を防ぎ、写真のクオリティを維持し、後工程(デザイン、印刷など)での手戻りをなくすために、専門的な品質管理が極めて重要になるのです。

なぜレタッチ品質が安定しない?
小規模な会社に共通する3つの原因

多くのフォトレタッチ会社が、意図せずして品質のばらつきという課題に直面します。ここでは、小規模で経験や実績が乏しいレタッチ会社で起こりがちな品質が安定しない3つの原因を解説します。これらは、私たち『東京レタッチ』が創業以来、徹底した体制構築によって乗り越えてきた課題でもあります。

原因1:レタッチャー個人のスキルや解釈への依存
一般的な会社では、同じ修正指示でも、レタッチャーの技術レベルや解釈によって仕上がりに差が生まれます。特に、特定の有名レタッチャーやエース級の職人に品質を依存している体制は注意が必要です。そのレタッチャーが不在の時に品質が大きく低下したり、大量の案件に対応できなかったりするためです。安定した品質で大量に供給するには、一人のスタープレイヤーに頼るのではなく、チーム全体の技術レベルを標準化し、誰が担当しても一定の品質を保てる体制が不可欠です。

原因2:曖昧な指示を具体化できないディレクション能力の不足
「全体的に明るく、いい感じで」といったような非常に感覚的で具体性を欠く指示をお客様からいただくことは少なくありません。しかし、プロのディレクターであれば、その曖昧なイメージをそのままレタッチャーたちに丸投げするべきではありません。
お客様がうまく言語化できない部分まで意図を汲み取り、具体的な仕上がりイメージをヒアリングや提案を通じて明確にしていくことこそ、レタッチ会社のディレクターの重要な役割です。

この工程を怠り、曖昧な指示のまま作業を進めてしまうと、認識のズレから修正のやり取りが何度も発生し、結果的に時間とコストを浪費させてしまいます。これは指示が曖昧なお客様の問題ではなく、お客様の要望を具体化する能力がないレタッチ会社側の問題であり、経験の浅いディレクターにはなかなか難しいものです。

原因3:会社の処理能力を超えた安請け合い
数名で運営しているような小規模な会社が、売上を確保するために自社の処理能力を超える大量の案件を引き受けてしまうケースがあります。その結果、無理なスケジュールで作業を進めることになり、品質が低下したり、納期に間に合わせるために外部のフリーランサーに再委託せざるを得なくなったりします。管理の行き届かない再委託は、品質のばらつきや情報漏洩のリスクを増大させる原因となります。お客様からお預かりした大切な写真のセキュリティと品質を最優先に考えるレタッチ会社であれば、当然、再委託は厳禁としています。
安請け合いをする会社に依頼して失敗しないためには、ウェブサイトの表現にも注意が必要です。「どんな案件でも対応可能」「業界最安値」「業界No. 1」といった調子のいいことばかりを謳っている会社は、充分な体制や実績が伴っていない可能性があります。本当に実力のある会社は、根拠のないアピールはしないはずです。

高品質と短納期を両立させるための3つのポイント

写真の品質がばらつく原因を理解した上で、ここではその具体的な解決策を3つのポイントに分けて解説します。これらは、信頼できるレタッチ会社を見極める上での重要なチェック項目にもなります。

原因1への対策 個人のスキルに依存しない、チームでの品質担保
一人のスタープレイヤーに頼るのではなく、チーム全体の技術レベルを底上げし、誰が担当しても一定の品質を保てる体制を築くことが重要です。継続的な教育への投資と、作業者とは別の担当者がチェックを行う体制によって、個人のスキルや解釈の違いによる品質のブレを防ぎます。

原因2への対策 曖昧な指示を明確な基準に変えるヒアリング力
お客様の抽象的な要望を、具体的なレタッチ基準に落とし込むための質問力と提案力がプロには求められます。作業開始前に丁寧なヒアリングを行い、仕上がりのイメージを明確に共有することで、認識のズレを防ぎ、手戻りのないスムーズな進行を実現します。

原因3への対策 安請け合いをしない、盤石なリソースと管理体制
大量の案件を品質を落とさずに短納期で対応するには、十分な数のレタッチャーと、彼らを管理する仕組みが不可欠です。会社の規模と管理体制こそが、高品質と短納期を両立させる土台となります。

『東京レタッチ』はここが違う!
プロの品質管理と短納期を実現する組織力

上記のポイントは、自社で実践するには専門知識とリソースが必要です。だからこそ、体制が整った専門会社に依頼することが有効な選択肢となります。

私たち『東京レタッチ』が、高品質と短納期を同時に実現できる理由は、まさにこの組織力にあります。

専任ディレクターによる「迷わせない」ディレクション
お客様のご要望をヒアリングし、専任のディレクターが具体的なレタッチ基準を作成します。これによりレタッチャーの解釈のブレを防ぎ、迷いや手戻りのないスムーズな作業進行を実現。これがスピードの向上に直結します。

毎日数十件の案件を捌く管理体制と人材
私たち『東京レタッチ』では、毎日数十件、1案件あたり数十枚から数千枚の案件が常に同時進行しています。こうした大量の案件を、品質を維持しながら納期遅れなく進行させるためには、個々のレタッチャーの能力だけでなく、プロジェクト全体を効率的に管理する仕組みと、それを運用する人材が不可欠です。担当ディレクターがお客様との窓口となり、レタッチャーの進捗を管理し、リソースを最適に配分することで、複雑なプロジェクトでもスムーズな進行を実現しています。

約50名のレタッチャーによる「圧倒的な処理能力」
ウェブサイトで「大量案件も歓迎」と謳っていても、実際には数名で運営している会社では物理的な限界があります。『東京レタッチ』の短納期を支える最大の理由は、約50名のレタッチャーが在籍しており、それぞれの得意不得意を考慮したチーム編成にあります。
ちなみに私たちが想定する大量案件とは、1回のご依頼で数百枚、月間では数千枚から数万枚の規模を指します。100枚未満のご依頼は、むしろ少量案件と捉えています。
このような大量のご依頼に対しても、複数のレタッチャーでチームを組み、効率的に分業することで、圧倒的なスピードで作業を進めることが可能です。この処理能力こそが、個人や小規模なチームにはない、私たちの大きな強みです。

まとめ

こうした組織力は、一朝一夕に築けるものではありません。私たち『東京レタッチ』が、大量案件を安定した品質と短納期で納品できる体制を確立するまでには、10年という歳月がかかりました。レタッチャーのレベルアップを図りながら同時にその人数を増やすのは容易ではありませんでした。この長い年月をかけて培ってきた経験とノウハウこそが、他社にはない私たちの最大の強みです。

もし現在、レタッチの品質や納期に課題を感じているようであれば、ぜひ一度、『東京レタッチ』にご相談ください。お客様のビジネスを加速させる、最適なソリューションをご提案します。

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この記事を書いた人

玉上義彦

玉上義彦

株式会社bloom

フォトショップ歴20年。ベトナム在住8年。
早稲田大学卒業後、フォトグラファーアシスタント、雑誌編集者を経て、現職。
新規開拓営業、既存顧客対応、レタッチャーの養成およびマネジメント、SNS運用、ウェブコンテンツ制作などを担当。