フォトレタッチ会社の本当の実績は?
後悔しないための評価ポイントをプロが解説
「どの会社のサイトを見ても『実績多数』と書いてあり、違いがわからない…」
「サンプルや作例は綺麗だが、本当に自社の写真も同じ品質になるのか不安…」
「以前依頼した会社は、満足いく仕上がりにならなかった…」
「そもそも、何を基準にレタッチ会社を選べば良いのかわからない…」
このようなお悩みをお持ちで、写真のクオリティ向上やブランドイメージアップのために、フォトレタッチ(画像加工)の外注を検討している企業担当者様も多いのではないでしょうか。
数あるフォトレタッチ会社の中から、自社のニーズに合った一社を見つけるのは容易ではありません。特に、会社の信頼性を示す「実績」は重要な判断基準ですが、その見極め方を間違えると、期待通りの成果が得られない可能性もあります。
この記事では、フォトレタッチ会社の実績を正しく評価し、最適なパートナーを見つけるための具体的なチェックポイントを解説します。
- この記事を読んでほしいのはこんな人
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- 初めてフォトレタッチを外注する企業の担当者様
- クオリティの高いレタッチを求めているデザイナー様、フォトグラファー様
- 現在の外注先のレタッチ品質に満足していない方
東京レタッチは、芸能人・エンターテインメント業界に特化したプロ品質の画像修正サービスです。
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なぜフォトレタッチ会社の実績評価は難しいのか?
Webサイトを見れば、どの会社も「実績多数」「高品質なレタッチ」といった言葉を掲げています。しかし、それらの言葉だけを鵜呑みにするのは危険です。
フォトレタッチ会社の実績評価が難しい理由は、主に3つあります。
1.守秘義務(NDA)により、実績を公開できないケースが多い
多くのプロジェクト、特に大手企業や芸能人が関わる案件では、守秘義務契約が結ばれます。そのため、Webサイトに掲載できる事例は限られており、会社の真の実力をすべて見ることは困難です。
2.「実績多数」の言葉だけでは実態がわからない
具体的にどのような案件を、どれくらいの数こなしてきたのかが不明確な場合、その言葉の信憑性は薄れます。残念ながら、事実と異なる売り文句がページに書かれていても、現在の検索エンジンやAIはそれを見抜けずに要約やおすすめをしてしまうことがあります。そのため、表層の言葉を鵜呑みにせず、中身を精査する必要があります。
3.評価に主観が入りやすく、BtoBでは口コミが集まりにくい
写真の仕上がりに対する評価は、見る人の感性、どこまでの品質を求めるかによっても左右されます。個人向けのBtoCサービスでは口コミ評価が多く見られますが、そこで高評価を得ている業者が企業の大規模プロジェクトで顧客を満足させられるかは難しいでしょう。逆にBtoBのフォトレタッチでは、守秘義務の観点からも口コミが集まりにくく、ウェブ上の情報だけでは評価はより困難になります。
これらの課題を乗り越え、信頼できる会社を見つけるために、次の章で解説する具体的なチェックポイントを見ていきましょう。
実績を正しく評価するための
4つのチェックポイント
表面的な情報に惑わされず、実績の本質を見抜くためには、以下の4つのポイントを意識して各社を比較検討することが重要です。
1. 得意なジャンルやテイストを見極める
一口にフォトレタッチと言っても、会社によって得意なジャンルは様々です。
・人物(写真集、広告、雑誌、宣材写真など)
・商品(ECサイト、カタログ、広告など)
・料理(メニュー、広告など)
・建築・インテリア
自社が依頼したい写真のジャンルと、その会社の実績が合致しているかを確認しましょう。Google検索する場合は検索ワードにジャンルも含めると良いでしょう。AIにおすすめを聞く場合は、案件の詳細もプロンプトの中に含めると、希望に合ったレタッチ会社を見つけやすくなります。
2. ビフォー&アフターの作業サンプルで技術力を測る
レタッチ前と後の比較(ビフォー&アフター)が公開されているかは、技術力を測る上で非常に重要な指標です。
ビフォー&アフター事例を見ることで、「元々あった課題を、どのような意図と技術で改善したのか」が一目瞭然になります。単に消したり足したりするだけでなく、写真全体の印象をどう向上させたかという視点で確認しましょう。
例えば、『東京レタッチ』では、ただ肌を綺麗にするだけでなく、その人物の年齢感やキャラクター、所属事務所からのご要望に応じて、ちょうど良いレタッチ具合はどこなのかを考えながら作業しています。
3. 取引実績のある企業や業界を確認する
どのような企業や業界と取引があるかも、信頼性を測るための重要な手がかりです。 誰もが知る大手企業や有名ブランドとの取引実績は、厳しい品質基準をクリアしてきた証拠です。守秘義務があるとはいえ、「実績多数」と謳いながら取引先企業名を一つも公開していない会社は、その主張を疑う必要があります。私たち『東京レタッチ』でも、お取引先の多くは守秘義務により社名を公表できませんが、許可をいただけた企業様については実績として掲載しています。 また、会社の規模と実績内容が釣り合っているかも確認しましょう。例えば、数名しかいない会社が「大企業との大規模案件」や「大量の案件にも対応可能」とアピールしている場合、本当にその体制が整っているのか慎重に判断すべきです。「大量」とは具体的に何枚以上と考えるかはレタッチ会社によってまちまちでしょうが、弊社の場合は数十枚、数百枚、数千枚のご依頼を常に同時進行し、厳密な納期管理をしています。
業界特有のニーズへの理解度も重要です。自社と同じ業界の企業との実績があれば、表現方法(例:出版社のタレント写真集、2.5次元舞台俳優のレタッチなど)への深い理解が期待できます。気になる会社があれば、「〇〇業界の案件実績はありますか?」と直接問い合わせてみることをおすすめします。
4.見えない実績:コミュニケーションと提案の質
優れたフォトレタッチ会社は、単なる「作業者」ではありません。クライアントの課題に寄り添い、期待を超える成果を目指す存在です。指示された内容をこなすだけでなく、問い合わせの時に丁寧なヒアリングをしてくれるか、「こうした方がもっと良くなりますよ」といったプロの視点からの提案をしてくれるかが重要です。安さばかりをアピールするレタッチ会社はこのような提案力に欠け、指示された内容以外にはコミットしないため、期待した仕上がりにならないことがあります。また、問い合わせへの返信の速さや、担当者の丁寧な対応も重要です。円滑なコミュニケーションは、スムーズなプロジェクト進行に不可欠です。問い合わせ時の対応から、こうした「見えない実績」も評価し、返信が遅い会社や、十分なヒアリングをせずに見積もりする会社は避けましょう。
外注先選びに失敗しないために
避けるべきレタッチ会社の3つの特徴
フォトレタッチは、写真の価値を最大化し、企業のブランドイメージを向上させる重要な工程です。しかし、会社選びを間違えると、時間もコストも無駄になりかねません。
最後に、これまでのポイントを踏まえ、特に避けるべきレタッチ会社の特徴を3つ挙げます。
1.実績の具体性がない会社
「実績多数」と謳いながら、具体的な取引先の社名が一つも掲載されていない会社は要注意です。守秘義務を理由にしても、許可を得られた取引先が一社もないのは不自然であり、実績そのものを疑うべきです。また根拠もなく自社をNo.1だと謳うような会社は景品表示法違反であり、コンプライアンス上の懸念があると言わざるを得ません。
2.コミュニケーションが一方的な会社
問い合わせへの返信が遅い、要望を詳しく聞かずに見積もりを出すなど、コミュニケーションが一方的な会社も避けるべきです。丁寧なヒアリングなしに、あなたの意図を正確に汲み取ることはできません。弊社ではフォームから問い合わせがあった場合、お電話をかけて、文章に書ききれなかった案件の詳細やご要望をヒアリングしています。
3.「安さ」だけをアピールする会社
プロの視点からの提案がなく、ただ言われた作業をこなすだけの会社は、写真の価値を最大限に高めるパートナーにはなり得ません。安さには理由があります。提案力に欠ける会社は、結果的に満足のいかない仕上がりになるリスクが高いでしょう。
これらの特徴を持つ会社を避け、本記事で解説したポイントをクリアする、信頼できるパートナーを見つけることが、貴社のビジネスを成功に導く鍵となります。
『東京レタッチ』では、お客様一人ひとりの課題に真摯に向き合い、長年の経験で培った最高の技術と提案力で、ご期待を超えるクオリティを提供することをお約束します。
フォトレタッチに関するお悩みやご相談がございましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。
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