レタッチ外注で「指示書作成」に
時間を取られていませんか?

レタッチを外注しようと調べると、多くの記事で「詳細な指示書を作りましょう」と書かれています。
用途、肌補正のレベル、色味、やること・やらないことリスト、参考画像……。確かに、これらを明確にすることで仕上がりの齟齬は減るでしょう。
ただ、ここで一つ考えていただきたいことがあります。
その指示書を一から作る時間、他の業務に使えたらどうでしょうか?
実は、細かい指示書を毎回求められるかどうかは、外注先の経験値によって大きく変わります。
芸能業界での実績が乏しいレタッチ会社は、アイドルグループごとのトンマナや、事務所が求めるレギュレーションを知りません。だから、発注者に細かく指示を書いてもらわなければ作業できないのです。
その一方、「東京レタッチ」のように芸能業界に特化し、多くのアーティストを担当してきたレタッチ会社であれば、業界でレタッチの際にほぼ必ず求められることはすでに把握しています。弊社ではそれを「レタッチ共通ルール」として体系化しており、担当者様が一から指示書を作る必要はありません。
本コラムでは、指示書作成の負担を減らしたい方、初めてレタッチを外注する方に向けて、外注先の選び方と弊社の取り組みをご紹介します。
東京レタッチは、芸能人・エンターテインメント業界に特化したプロ品質の画像修正サービスです。
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指示書作成が担当者の負担になっていませんか
レタッチ外注のメリットは、社内リソースを他の業務に集中できることのはずです。しかし、詳細な指示書を毎回一から作成するとなると、その準備時間もまた負担になります。
特に芸能・エンタメ業界では、撮影後の編集スケジュールがタイトなことが少なくありません。
また、一度に数百枚をご依頼いただくことも珍しくないのがこの業界です。一枚一枚にレタッチ指示を書いていては、指示書作成だけで膨大な時間を取られてしまいます。
「指示書を作る時間が短縮できれば、他の仕事を進められるのに」
そう感じたことはありませんか?
実績豊富なレタッチ会社なら
指示は最小限で済む
実は、詳細な指示書が必要になる理由の一つに、外注先の経験値があります。
芸能業界のレタッチには、言語化しにくい「トンマナ」が存在します。
アイドルグループであれば、グループごとのビジュアルコンセプト。俳優であれば、事務所やクライアントが求める肌の質感。これらは、業界経験の浅い外注先には伝わりにくいものです。そして、そのようなレタッチ会社は作業指示を細かく漏れなく書くことを要請してきます。
一方で、芸能業界に特化したレタッチ会社であれば、話が変わります。
同じアーティストの案件を何度も担当していれば、求められる仕上がりは経験として蓄積されます。
「このアイドルグループは、このレベルの肌補正」「このグループはホクロを全て消す」「このメンバーは、特徴的なホクロを残す」——こうした暗黙知やグループ固有のルールが、レタッチ会社内に蓄積されていきます。
継続的な取引を重ねることで、指示書がなくても意図通りの仕上がりになることが増えていくのです。
さらに、弊社の場合、同じ有名グループのレタッチをA社、B社、C社と異なるクライアント様からご依頼いただくことがあります。このような場合、そのグループ特有のレギュレーションは最初にご依頼いただいたA社様から共有いただいており、後からご依頼いただくB社様、C社様は改めて指示を出す必要がありません。
もちろん、本来であればB社様やC社様にも所属事務所からレギュレーションのPDFなどが共有されるのが通常の流れです。しかし、スケジュールがタイトすぎてその共有が抜け落ちてしまったり、芸能人の写真を扱う仕事に不慣れな会社様の場合、弊社に蓄積された経験がお役に立てることがあります。このようなケースでは、大変感謝いただくことも少なくありません。
裏を返せば、毎回詳細な指示書を求められるということは、その外注先にはまだ十分な経験や実績が蓄積されていない可能性があります。
初めての外注でも東京レタッチなら
安心できる理由
初めてレタッチを外注する企業の担当者から、こんな声をいただくことがあります。
「肌補正のレベルをどう伝えればいいかわからない」
「参考画像を探す時間がない」
「専門用語がわからず、指示書のテンプレートを見ても書けない」
これは当然のことです。レタッチの専門家ではない方が、レタッチャーに伝わる言葉で指示を書くのは難しいものです。さらに先輩社員から十分な教育を受けないまま、見よう見まねで指示書を書かなければいけないというご担当者もいらっしゃいます。
こうした場合でも、業界経験が豊富な外注先を選ぶことで、指示書作成のハードルを大きく下げることができます。
「以前の○○さんと同じ感じで」
「あのグループと同じようにレタッチしてほしい」
「他社さんが依頼した時と同じようにレタッチしてほしい」
これだけの情報で意図が伝わる。指示書を一から書く必要がない。そんな外注先があれば、初めての方でも安心して発注できるはずです。
指示書の負担を大幅に減らすために
弊社が作成したレタッチ共通ルール
「東京レタッチ」では、指示書がなくてもデフォルトで対応する作業項目が10項目ほどあります。弊社ではこれを「レタッチ共通ルール」と呼び、基本的にすべてのお客様にご案内しています。
芸能業界のレタッチで「ほぼ必ず求められること」を、長年の経験から体系化したものです。これにより、担当者様は「当たり前のこと」をいちいち指示書に書く手間から解放されます。
具体的な項目については、弊社の蓄積したノウハウのため本コラムでは公開しておりませんが、お問い合わせいただければ詳細をご案内いたします。
一から全て書く必要がないので、担当者様は指示書作成の時間を他の業務に充てられるようになり、プロジェクト全体の進行がスムーズになります。
それでも指示書に書いてほしいこと
レタッチ共通ルールがあるとはいえ、すべてを省略できるわけではありません。以下のような内容は、案件ごとにお伝えいただく必要があります。
・残してほしいホクロ
被写体の特徴として残すべきホクロがあれば、その位置をお知らせください。「右頬のホクロは残す」「口元のホクロはチャームポイントなので消さない」など、簡単な指示で構いません。
・体型補正の有無
二の腕を細くする、顔の輪郭を整える、ウエストを絞るなど、体型補正が必要な場合はお伝えください。補正が不要な場合は、何も書かなくて構いません。
・背景や衣装の消してほしいもの
背景に映り込んだ不要な機材、衣装のシワやタグ、肩紐など、消してほしいものがあればお知らせください。
・色調や明暗の調整
全体的に明るくしたい、暖色系に寄せたい、コントラストを上げたいなど、色味や明るさに関するご要望があればお伝えください。
これらは案件や被写体によって異なるため、レタッチ共通ルールには含まれていません。逆に言えば、これらの項目だけお伝えいただければ、あとは弊社にお任せいただけます。もちろん、これ以外に伝えたいことがあれば、ご自由にお書きいただくこともできます。
まとめ
指示書を書く前にまずお問合せを
詳細な指示書を作ること自体は、悪いことではありません。しかし、それが毎回の負担になっているなら、外注先の選び方を見直す余地があるかもしれません。
業界に特化した経験と蓄積された実績があれば、詳細な指示書がなくても品質は担保されます。指示書を一から作る必要がなくなれば、「他の業務に集中できる」というレタッチ外注の本来のメリットを最大限に享受できるのではないでしょうか。
初めてご依頼いただく方には、細かく指示書を書く前に、まずお問い合わせいただくことをおすすめします。その方がご担当者様の負担は確実に減ります。
お問い合わせいただいた際には、丁寧にヒアリングをさせていただき、最低限指示書に書いていただきたいことをお伝えいたします。
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この記事を書いた人
よくあるご質問
- レタッチ指示書を事細かに書く時間がないのですが、なくても依頼できますか?
- はい、東京レタッチなら可能です。弊社では「レタッチ共通ルール」として約10項目のデフォルト作業を設けており、基本的な指示を毎回書く必要がありません。「肌をキレイに」「傷やシワを消して」といった当たり前の指示は不要です。
- レタッチ外注の指示書には何を書けばいいですか?
- 東京レタッチにご依頼いただく場合、指示書に書いていただくのは「残してほしいホクロ」「体型補正の有無」「背景や衣装の消してほしいもの」「色調や明暗の調整」など、案件固有の内容だけです。「肌をキレイに」といった基本的な指示は不要です。
- 初めてレタッチを外注する場合、指示書の書き方がわからなくても大丈夫ですか?
- 大丈夫です。東京レタッチでは、初めてのお客様には細かい指示書を書く前にまずお問い合わせいただくことをおすすめしています。丁寧にヒアリングを行い、最低限書いていただきたい内容をお伝えします。
- 毎回詳細な指示書を求められるレタッチ会社と、そうでない会社の違いは何ですか?
- そのレタッチ会社の経験値の違いです。芸能業界での実績が豊富な会社は、アイドルグループごとのトンマナや事務所のレギュレーションを把握しているため、最小限の指示で対応できます。経験が浅い会社ほど、細かい指示書を求める傾向があります。





