データ圧縮(データあっしゅく)
画像におけるデータ圧縮とは、画像データのファイルサイズを小さくするために、情報を効率的にエンコードするプロセスです。可逆圧縮(ロスレス圧縮)と非可逆圧縮(ロス圧縮)の2種類があります。
可逆圧縮は、元のデータを失うことなく圧縮する方法で、圧縮後も元のデータを復元できます。
TIFF、PSD、PNGはこの可逆圧縮です。(TIFFとPSDは圧縮せずに保存することもできます)
非可逆圧縮は、ファイルサイズをより効果的に削減するために、元の画像データから一部の情報を削除する方法です。
JPGは非可逆圧縮で、一度圧縮した画像は元の画質に戻すことはできません。
JPGは圧縮率を段階的に変えることができます。
Photoshopの場合、0〜12の段階で圧縮率を変えることができ、数字が小さいほど圧縮率が高く(ファイルサイズが小さく)、画質が低くなります。
圧縮率が低すぎるとブロックノイズやトーンジャンプが目立つようになりますので、レタッチをする画像においては無闇に圧縮率を上げず、低圧縮率(高画質)で保存することをお勧めします。